飲食業

飲食店開業

適した事業体

事業体事業規模
個人事業主 1店舗で家族で切り盛りするような比較的小さい規模の飲食店
合同会社 数人で集まって営業していく、個人事業よりも若干規模の大きい飲食店
株式会社 複数店舗を展開していくなど事業規模が大きい飲食店
個人事業主も、合同会社も株式会社への組織変更を行いやすい。

開業までの流れ

時期内容
1年〜半年前

  • 事業計画
    業種・業態、店舗コンセプト、メニューコンセプト、メニュー構成の選定
  • 資金計画
    資金調達(自己資金・資金の借入先)、回収計画、返済計画
3か月前

  • 物件取得
    家賃の選定、競合店舗の調査等
  • 内装施工
    店舗デザイン、外装・外溝工事・内装工事等
  • 厨房備品
    厨房機器・店内計器・イステーブル等設置
  • 人員計画
    面接・採用、トレーニング
2ヵ月前

  • レジシステム
    売上管理方法の選定 店内オペレーション選定
    メニュー確定
1か月前

  • 管轄官庁等届出
    保健所・消防署・市役所への届け出、許可申請等
  • 販売促進
    看板作製、メニューブック作成、ホームページ作成、オープン告知、レセプション案内、折込チラシ作製
オープン

  • オープン後計画
    売上計画の見直し、営業戦略、集客計画

飲食店開業費用

飲食店の開業に必要な資金は平均して1000万円〜1500万円と言われています。
そのような金額をすぐに用意するのは難しいことです。
創業融資を検討する場合であっても、自己資金として最低限500万円は用意するべきです。
主な開業費用を紹介します。

費用金額
物件取得費

  • テナントを借りる場合や、所有している建物を使用する場合などで
    金額が大きく変化するが商売をする基点になるので立地の他に
    駐車場があるかなどが重要なポイント。

内装費

  • 内装費、物件取得費を合わせると飲食店開業費用の3分の2を占めると言われている。 内装費の中には、厨房設備や、エアコン、家具などが含まれる。

運転資金、
予備費

  • 家賃や人件費等の資金繰りを安定して行うための初期費用。
    オープン直後に経営が軌道に乗ることは稀なので、ある程度資金に余裕が必要になる。
  • 予備費費用というのは想定外の出費に備えるための費用を指す。
    開業費用の一割〜二割程度を予備費として見積もるとよい。

初期仕入

  • 初期段階では資金繰りが厳しくなりがちなので、必要な分だけを仕入れて
    節約するとよい。また、始める前と実際では思っていたほど必要がないという
    ものが沢山出て来ることがあるので、あまり多めに仕入れるべきではない。

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