独立前の注意点

退職スケジュール

退職スケジュール

独立する際に最も避けたいのがトラブルだらけの退職である。
退職の準備期間は個々の事情で変化するので、一般論として紹介する。
詳細内容はリクナビNEXTに記載。

  • 円満退職のためのスケジュール
  • 2ヵ月前  →就業規則の確認等
  • 1か月半前 →引き継ぎ期間の確認等
  • 1か月前  →上司に退職の相談等
  • 20日前  →後任とのスケジュール確認等
  • 10日前  →取引先への挨拶等
  • 当日    →保険証、雇用保険被保険者証等の受領等
独立後1年以内に従業員を雇い入れる場合には、受給資格者創業支援助成金を利用することができる。
※雇用保険に5年以上加入していること等の要件あり。

就業規則で注意すべき点

企業の営業上の秘密・ノウハウや顧客を維持・確保する権利と、職業選択の自由の利益バランスを、
はかるために過度の競業禁止義務は無効とされているが、期間や職種、場所等を限定し、
限定の程度に応じて代償措置が講じられた退職後の競業禁止義務は有効であるとされている。
退職時の競業規定や、誓約書等は内容をしっかり理解しておかなければいけない。

同僚や部下を誘って同業会社を起業した場合、会社から損害賠償を求められることがある。
在職中に引抜き行為をすることは誠実義務違反にあたるうえに、会社の損害が大きい場合には
不法行為が成立する可能性があり、損害賠償義務を負わなければならないこともある。
 

inserted by FC2 system